[ネタバレごめん]「メンタリスト(The Mentalist)」のこれまでと愛溢れるシーズン7レビュー #jibson

今回は海外ドラマの「メンタリスト」についてです(※日本人のメンタリストDaigoではないです)

「メンタリスト」は各国でヒットしたロングランテレビシリーズ。2015年に惜しまれつつフィナーレを迎えました。最近、ファイナルシーズンのシーズン7を観終えたので、これまでのシーズンのおさらいと感想を少し。

The Mentalist 2014 Calendar

海外ドラマで見る「あの人の転機」The Mentalist パトリック・ジェーン

2016.12.05

「メンタリスト」のあらすじ

「メンタリスト」が久しぶりなあなたはこちらの「あらすじ」でおさらいをしておくといいでしょう

父親と各地を転々とした幼少期を経験したパトリック・ジェーンは詐欺師になり、「霊能者(サイキック)」として富を得た。その巧みな話術と上品な振る舞いから人に疑われることなく、警察に度々協力をしていた程の腕前。

ある日、テレビ番組出演時に連続殺人鬼の「レッド・ジョン事件」に関する発言をしたジェーンは、レッド・ジョンに目をつけられてしまい、妻子を殺されてしまったことからCBIとの追跡が始まった。

パトリック・ジェーンのCBI協力について

例のテレビ出演後、レッド・ジョンに妻子を殺されてしまったジェーン。自宅となった現場の壁にはレッド・ジョンのイニシアルであるスマイルフェイスが描かれ、残酷にも笑いかけているようだった。レッド・ジョンは被害者の血を使って右手の指三本でこのスマイルフェイスを描くとされていた。

THE MENTALIST / メンタリスト 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス1 [DVD]

レッド・ジョンは、殺害現場の目撃者が最初にスマイルフェイスに目がいくようにし、後に遺体を見せるようなこだわりを持っていた。

そんな衝撃なシーンを目の当たりにしたジェーンはCBI(※)のコンサルタントとして事件に協力する形でレッド・ジョンの逮捕に人生を注ぐことを決意。そしてその間、結婚指輪を外せずにいた。

※ CBIはCalifornia Bureau of Investigationの略。カリフォルニア州の凶悪犯罪の捜査にあたる捜査局です。ちなみにFBIは全州をまたぐ犯罪の捜査にあたる捜査局。CBIは実在する捜査局で「メンタリスト」への制作協力をシーズン6まで行っていたのだとか

シーズン6までは「レッド・ジョン」中心のストーリー

ジェーンは人の心を読み取るプロであった為、CBIのボスであるリズボンの心の壁に気付いていた。見透かされていると知っていたリズボンはジェーンと距離を置くようにしていた。ジェーンもレッド・ジョンの影響で表向きの自分を演じることで精神を保っていた。

そんな中、いつも一歩先を行くレッド・ジョン。顔もわからない相手に、一歩手前でってところで何度も捕まえ損ねてしまうジェーンたち。レッド・ジョンはそれを楽しむかのように、ジェーンのまわりの人たちを傷つけながら着実に追い込んでいった。

最初の頃はジェーンのことを「なんだコイツ?」と思っていたリズボンも、行動を共にしていくうちにジェーンを放っておけなくなっていったが、ジェーンの心は慰めることができないほど闇深かった。

ジェーンが抱える悲しみの重さに、いつもそばにいたリズボンの中で徐々に同情から友情、そして愛情へ変わっていった。

個人的なレッド・ジョンへの感想

レッド・ジョンの正体がわかったシーズン6では、私はホントか?と一瞬疑った。だって全然レッド・ジョンらしいと思わなかったから。

これまでの事件を振り返ってもどれも巧妙でIQの高いものばかりだった。だからもっとこう…複雑なキャラクターなのかなって期待していた自分がいたんだけど…。なのにえ?って感じの人だったなぁって。人物像がシンプル過ぎてちょっとガッカリしたのを覚えている。

シーズン3でニセモノのレッド・ジョンが捕らえられたけど、このニセモノの方がよっぽどレッド・ジョンらしいミステリアスさがあったように思う。あの高めの声質も似てたし(笑)

シーズン7はジェーンとリズボン中心のシーズン

シーズン7を見た後に予告編を見ると、なかなか面白い編集になってるな~。ふふ。



シーズン7のエピソード1からジェーンとリズボンは付き合っていたが、お互いに素直に接してこなかった期間が長過ぎたため、どこかぎこちなくて、でもそれがまたリアルでよかった。

どちらかが微笑みかけると相手は必ず微笑み返す、というシーンが多かったのも、お互いの心の壁をとっぱらった素直な気持ちを見せ合っているという表現だったようにも見えた。

また、ジェーンはシーズン6でリズボンにもらった厚手の靴下をずっと履いていたり、ジェーンが大事にしていたカップをリズボンが修復して見せたりするなど、些細なことから「お互いを信頼している」サインを送りあっていたのも微笑ましかった。


そのうちジェーンはリズボンを想うあまりFBIで働かせたくないと思うようになっていった。リズボンにとってジェーンも仕事も同じぐらい大事だった。でもジェーンは最愛の人をまた失う怖さに勝てず、未来を描けずにいた。

その後、ジェーンの身に危険が及び、リズボンはジェーンを失いたくないと思うようになっていく。ここで二人の気持ちがさらに縮まり、ジェーンはついに指輪を外す決意をする。

お互いの過去や葛藤を理解してきたからこそ、シーズン7ではお互いへの優しさに私はホロッとした(いいなぁ、恋って)。

これまでのリズボンはCBIのボスだったため、勝気で意固地な面が前面に押し出されていた。そういうところも魅力的で結構モテていた印象。

そんなリズボンはシーズン7でジェーンのことを受け入れてからさらに愛情深い女性になっていたことに驚きつつ、ジェーン、本当によかったねと心から思えて私は嬉しかった(もはや他人ではないレベルの喜び)。


そしてそんな愛情深いリズボンの愛にジェーンも応えていくようになり、最後には「僕に、また家族ができるんだな」という感動と安堵の表情のジェーンを見て、涙してしまった。

ジェーンとリズボンが幸せになって本当によかった!泣ける。

シーズン7が持つ意味とは

シーズン6のラストのシーンはドラマの終わりにふさわしい美しい結末だったと思う。

2008年から2015年の間ずっとお互いに素直になれずにいた二人も、シーズン6のラストでジェーンはついにリズボンに愛を告げる。しかもドラマティックに。

そうです。ファンからしてみたらレッド・ジョンの次に気になる未解決事件といえばジェーンとリズボンの恋の行方ですからっ!(笑)

2人の待望のキスシーンに嬉しい悲鳴を上げ、何度も見ましたともw

5年ぐらい待ったもんw

シーズン1から見てきた「メンタリスト」ファンはやっとか!という気持ちだったのかなと

なのでシーズン7は、ファンへの贈り物なのだと思ってます。ありがとう!


まとめ

「メンタリスト」がただの刑事事件を扱うテレビシリーズではなかったことは明らか。

ジェーンの深い悲しみからはじまって、最後は幸せになるまでのストーリーの中にどこかスタイリッシュで一貫性のあるストーリーラインが確かにあった。

各エピソードのオリジナルの英語タイトルに必ず「レッド(赤)・もしくは赤系の色」が入っており、レッド・ジョンがいない以降のエピソードはタイトルに引き続き様々なの色の表現が取り入れられた。

また、ジェーンが物知りだったため、紅茶やクラシックカーなど気品あふれるアイテムも時々登場したりしてファンを楽しませてくれた。

「メンタリスト」で少し心残りがあるのだとしたら、ずっと一緒に働いてきたキンブル・チョウが誰とも結ばれなかったことかな。

どうしてだー!

チョウの愛するサマーが他の人と結婚したとしても誰かいたよな~と残念な気持ちです。

「メンタリスト」が見れる動画配信サービス

「メンタリスト」のシーズン7まで視聴が可能なのはHulu(フールー)とアマゾンプライム!※2017年8月現在

Hulu(フールー)の海外ドラマ関連ページ一覧:(Huluのページへ移動します)
海外ドラマページへ
リアルタイム配信ページへ
見逃し配信ページへ
Huluのログイン画面へ

 


サイモン・ベイカーが来日!サブちゃんと記念撮影の謎

2016.12.06

Sponsored Link

ABOUTこの記事をかいた人

南米のペルー生まれ・沖縄育ち。幼少の頃にアメリカのテレビシリーズ「特攻野郎A-TEAM」を見て育つ。4歳の頃の夢が警察官だったほどアメリカの刑事ドラマが好き(FBI、CIA、LAPD、NYPD)。このブログでは海外ドラマのロケ地レポをはじめ、海外ドラマに関する記事をアップ中。