海外ドラマ「ブラック・ミラー」レビューと監督が込めたメッセージとは

わたくしごとで恐縮ですが、自宅のトイレにウォシュレット機能がつきました。

住み始めた当初は「時代遅れのトイレだな」なんて思っていたのですが、

この度、めでたく「21世紀らしいトイレ」の仲間入りです!(笑)

大家さん太っ腹

 

暖かい便座で忙しい冬の朝がちょっぴり好きになれそうです

トイレもここまでの進化を遂げましたね。

 

こうして、生活の自由度や選択肢が増えた現代は便利過ぎるモノ・コトで溢れていく。

人は効率化を図ることで「もっと価値のあることに時間を費やせる」はずだったのですが。

 

この世の中はどうも、本来の目的とズレてきているところがある気がする。

 

そんな現代の「そう遠くない未来」を描いたヤバい海外ドラマが

Netflix(ネットフリックス)のオリジナル作品「ブラック・ミラー」です。

 

海外ドラマ「ブラック・ミラー」とは?-What’s BlackMirror?-

人が抱えている不安や心配事とテクノロジ―のダークサイドを見事に描いた

イギリスのテレビシリーズ。

ジャンルはドラマ、Si-Fi(サイエンス・フィクション)、スリラー、サスペンスに分類される。

シーズン1、2:2011年にイギリスのチャネル4で放送

シーズン3:2015年にアメリカのNetflix(ネットフリックス)に委任されて配信

シーズン4:2017年配信予定

※2017年3月現在、日本のNetflix(ネットフリックス)で全シーズンが視聴可能になった。

「ブラック・ミラー」1話完結型。

 

各エピソードのストーリーとキャストは毎回異なります。

 

ストーリーに大きな影響のない範囲で同じネーミングや曲がさりげなく使われているのが1つの特徴といえます。ストーリーがダークな分、さりげない演出でファンを楽しませています。

ただし、コンテストやカラオケ大会で同じ曲が歌われたり、

アニメのキャラクターとSNSのIDが同じ名前だったりするなど。

 

長いものでも2時間足らずなので、ショートムービーのような仕上がり。

ですが、満足度はじゅうぶん。

 

シーズン1,2はイギリス人のキャストで固めていたのに対し、

シーズン3は知名度のあるアメリカ人キャストが目立ちます。

例えば「MAD MEN」(マッド・メン)のドン役 ジョン・ハム

「24」(トゥエンティ―フォー)で女性大統領アリソン・テイラー役を好演した

チェリー・ジョーンズがトラック野郎として登場。

チェリーよ、役柄の幅がありすぎて男前だ(笑)

 

監督が語る「ブラックミラー」について

イギリス人のチャーリー・ブルッカー(Charlie Brooker)監督曰く、

タイトル「ブラック・ミラー」は「黒い画面」のこと

消した状態のテレビ画面、デスクトップPCなどのスクリーン、スマートフォンはいわば「黒い画面」であり、自分の姿が映りこんでしまいますよね。

その現象がこのドラマのタイトルがピタッリだと思ったそう。

 

ストーリーに関しては「ブラック・ミラー」はダークチョコレートが詰まった箱だとも。

 

ここ10年の世界の興味関心の移り変わりや、ウロウロしながら四角いもの(スマートフォン)を通してみんなは様々な経験をしている。

人間関係、恋愛、罪、死など、現代とそう遠くはない題材の未来について描いた。

ドラマでの出来事はまだ現実として起きてはいないこともあるが、いつ起きてもおかしくないことばかりである。

 

ちょっとした先の未来だからこそ、見ていてゾクッとする

Si-Fi(サイエンス・フィクション)の要素はあって面白いのは、

我々が慣れ親しんでいるSNS(ソーシャルメディア)で行っている行動を

リアルの世界にも適用したらどうなるのか、というところ。

 

SNS上で投稿した内容に対して命の危険が及ぶ
目の前の人よりスマホの画面を見てる回数が多い

嫌になったらその人をブロックする(される)と音も消されてシルエットのみが見える

 人の記憶がSNSのタイムラインのように記録されて再生可能なため、人間関係の曖昧さがなくなり知らなくてもいい事実に直面して受け止めきれない

罪の自白をしなくても遠隔で聞き出す方法が見つかる(黙秘権の無効化)

死と向き合えず、プランBという選択肢が増える

 リアルの世界でも「いいね」がもらえないと一定の生活ができなくなる

ドローンやGPSから逃れることができなくなる

Black Mirror on Twitter

No one is THIS happy. https://t.co/PTmLT4jFdR

今後もなくならないであろうコト

それでもこれだけは大きな変化がなさそう。

というか、大きな変化がないように願いたい。

 生存のために食べること

排泄すること

 何かを自ら考えること

誰かと関りをもって生きること

死と向き合うこと

誰かを愛すること

Black Mirror on Twitter

Be with the one you love this Valentine’s Day. https://t.co/01F0vCHE2z

まとめ

私がこのドラマを視聴して感じたことは上記の監督の意図通りだったので

見る側(私)へのメッセージはきちんと届いている。

ネガティブなようで、実はもっとアナログに生きられるという

メッセージも込められているのかなと思う。

 

・曖昧な思い出を美化して浸るのも

・優しさゆえの優しい嘘に対する追及をしないことも

・我々の記憶がSNSのタイムライン化しきれないのも

全て「人間らしさ」

これはテクノロジーが進んでも変わることはないし、そう願いたい。

 

「ブラック・ミラー」がそう遠くない未来ならば、今のうちに観ておくのもいい。

 

まだ「人間らしさ」が残っているうちに、大切な人たちとの時間を謳歌しようと思った私なのでした

 

「ブラック・ミラー」はダークチョコレートと一緒にどうぞ

 

いまの気分はこっちかな (笑)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

南米のペルー生まれ・沖縄育ち。幼少の頃にアメリカのテレビシリーズ「特攻野郎A-TEAM」を見て育つ。4歳の頃の夢が警察官だったほどアメリカの刑事ドラマが好き(FBI、CIA、LAPD、NYPD)。このブログでは海外ドラマのロケ地レポをはじめ、海外ドラマに関する記事をアップ中。