海外ドラマ FARGO(ファーゴ) シーズン1の感想 #笑えない結末

少し前にFARGO(ファーゴ)のシーズン1に関して書きました。
その時はドラマを見始めたばかりで結末を知らない状況でした。

シーズン1を観終えた直後の感想

この前書いた感想と違って、観終わっての感想として思ったのは「コレは笑えないわ」でした。

【ここから以下はネタバレになりますのでご注意を】

最初の数エピソードはブラックながらクスッと笑える内容だったのに、終盤に差し掛かる頃にはBreaking Badバリのビックリ仰天の展開で開いた口がふさがらず、でした。

パッツン前髪はマジヤバい奴だった。

レスターの人生を生きにくくしてきた対象(人、環境、状況)が全て消えてなくなった後のレスターの変貌ぶりと言ったらもう。きっかげがローン(パッツン前髪)だなんて思えないほど自分のものにしていた。

結果として「完全犯罪」が出来上がってしまい、俺はもう大丈夫だ、乗り切れると確信した後の振る舞いを見て、私はちょっとついていけなかった。人って自信がつくとああ変貌するものなのか?背中がシャンとして、ポケットに手を入れたまま堂々と語る振る舞いはそれはそれは立派なものだった。それでも幸せに見えなかったから不思議だ。どこか違和感があるのはきっと「作られた偽りの幸せだから」だろう。

田舎警察が招いた悲劇

ローンは雇われの殺し屋だが依頼主から一切クレームのないほどのやり手。そんな人が小さな町で人をたくさん殺しても、田舎の地元警察は全く気にも留めなかった。

まさか自分の町に危ない奴が来てるなんて思いもしないものだから、事件をまともに捜査しようとしない。見てるこっちが何で!?って思うシーンが沢山出てくるんだけどね。嘘でしょって(笑)。

シーズンの後半になってやっとFBIが署長に「マジ気にならないの?!」と突っ込みを入れてくれた時はちょっとスカッとした。だってあんまりだもの。

後に署長が「俺には向いてない」と自覚して辞任するけどそれも切ない気持ちになったけどね。

諦めるか、突き進むか自問自答

「もしみんなが間違っていてあなたが正しかったら?」

シーズンを通して、副署長のモリーとダルース警察のガスがこの問いにずーっと悩まされることになる。

レスターが絶対怪しいとわかってるのに決定的な証拠が揃わないし、まわりはレスターとローンにまんまと騙され続けるのだからもどかしいったらありゃしない心境がよく伝わってきた(私は途中までレスターを応援していたけど)。

結果、2人が正しかったと証明できた頃には脱力感しかなく、どこか釈然としないラストシーンとなった。

レスターよ、なぜそう望んだのか

完全犯罪から1年後、レスターはバーでたまたまローンを見かける。何もかも手に入れて生まれ変わったレスターは驚きつつもローンに声をかけるが、他人の振りをされてしまう。それが気に食わなかったのか、レスターがしつこく付きまとう。そして、ローンがレスターを知ってると認めた時にもう1度あの質問をする。「これが望みなのか?YESかNOか」。ここでだいたいどうなるかわかるはずなのに、レスターはなぜか「YES」と答えるものだからその場に居合わせた人が一瞬で殺されてしまった。

いまだになぜあの場でYESと答えたのかって話。レスターの考えが完全にズレている。ローンよりも恐ろしいのがそこだ。だから弟から「兄貴は世間とズレてるよ」と言われるわけだなって納得はしたけど。

テレビ版FARGOに関してコーエン兄弟は-coen brothers-

コーエン兄弟の本業は映画製作。彼らの映画は割と短く、撮影のセットと出演陣と2時間以上いたりしないらしい。という思いもあり、長期間に渡るテレビシリーズにはどっぷり関わっていない模様。仕上がりには満足していて嬉しいけれど、それはそれで、という雰囲気のよう。

 

それでもテレビ版FARGOは2017年に帰ってきます!

もちろん新しいストーリーとキャストとして。相変わらず雪に悩まされる?(笑)

ソース元;http://www.cinemablend.com/television/What-Coen-Brothers-Think-Fargo-TV-Show-120847.html

What The Coen Brothers Think Of Fargo, The TV Show – CINEMABLEND

FX’s Fargo has earned plenty of acclaim during its first two seasons on the air. Fargo’s second season, in fact, earned Golden Globes nods in the Best Limited Series category, not to mention nods at Patrick Wilson and Kirsten Dunst’s performances. But that doesn’t mean everyone is interested in the FX drama.

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ABOUTこの記事をかいた人

南米のペルー生まれ・沖縄育ち。幼少の頃にアメリカのテレビシリーズ「特攻野郎A-TEAM」を見て育つ。4歳の頃の夢が警察官だったほどアメリカの刑事ドラマが好き(FBI、CIA、LAPD、NYPD)。このブログでは海外ドラマのロケ地レポをはじめ、海外ドラマに関する記事をアップ中。フルタイムの仕事とアメリカのオンライン大学も受講中なのであわただしい毎日を送っていますが楽しくやってます。